ニョロルンパ雨+メガクチ
WCS2014でのパチリスの大活躍に感銘を受け、ダブルに挑戦してみることにしました。ただしパチリスは使いません。
メガガルーラに強いメガ進化枠であるメガクチートと、ニョロトノ+ルンパッパによる雨展開との組み合わせから構築をはじめました。どちらも強い勝ち筋であり、ベタな組み合わせではありますが、シンプルに扱いやすいパーティになりました。
ニョロトノ(雨降らし)@オボンの実
熱湯/冷凍ビーム/手助け/守る
控えめ 191-**-101-156-121-91
H16n-1最大、C全振り、残りB
雨を降らせることでルンパッパのすいすい発動と、クチートの弱点である炎技を半減させます。メガガルーラを軸とするスタンダードなパーティに対しては水技を一貫させやすく、熱湯は雨下で十分な火力があり、また、相手が交代しても火傷のリスクを負わせることができるため、使い勝手がよかったです。
ルンパッパ(すいすい)@突撃チョッキ
控えめ 175-81-90-139-120-118
S調整、H16n-1最大、残りC
・C:D106ガブリアスに対して冷凍ビームが180~212ダメージ
・S:すいすい条件下で最速スカーフ霊獣ランドロス抜き
雨展開でのエース。クチートが苦手とするヒードランや霊獣ランドロスに対して強く、選出を牽制することができます。猫騙しによる展開妨害役として単体でも選出しやすいように、特殊アタッカーに対して役割を持てる突撃チョッキで採用。これによってギルガルドやニンフィアなどに対しても退かないという選択ができるようになりました。
プテラ(プレッシャー)@気合いの襷
岩雪崩/フリーフォール/追い風/ワイドガード
意地っ張り 167-172-86-**-96-170
S最速ガブリアス抜き、A全振り、残りH
ファイアローやメガリザードンYに対して強く、クチートと縦の相性に優れるサポート要員。ボーマンダや霊獣ランドロスに対してスカーフ持ちかどうかの判定ができるように特性はプレッシャーで採用しました。
Sを最速ガブリアス抜きにまで敢えて落とすことで、相手のボーマンダに対してメガ進化の前後でSの上下関係が逆転するため、フリーフォールで2ターンの行動を封じることができます。フリーフォールは隣との組み合わせでおもしろい動きができ、可能性を感じる非常に魅力的な技でした。
アイアンヘッド/叩き落とす/不意打ち/守る
意地っ張り 157-126-106-**-76-92 ⇒ 157-148-146-**-116-92
S4振り70族抜き、H全振り、残りA
メガガルーラに強いメガ進化枠。メガボーマンダやメガメタグロスといった、シーズン7以降に新たに追加されたメガ進化枠に対して強い点も高評価。単純に火力が高く、追い風や放電による麻痺撒きなど、S操作のサポートを受けながら殴っていきます。
Hロトム(浮遊)@拘りスカーフ
放電/オーバーヒート/目覚めるパワー氷/トリック
控えめ 157-**-127-148-128-128
S調整、H全振り、残りC(B<D)
・S:スカーフ込みで最速ゲッコウガ抜き
プテラと同様に、ファイアローやメガリザードンYに対して強く、クチートとの相性補完に優れるという条件を満たします。プテラとの違いは、クレセリアやモロバレルを腐らせるスカーフトリックと、キリキザンやナットレイなど対鋼タイプへの性能。雨展開との相性は悪いですが同時に選出することは少ないため、あまり気になることはありませんでした。
ガブリアス(鮫肌)@命の珠
竜星群/地震/岩雪崩/守る
意地っ張り 207-200-116-90-113-123
H16n-1最大、A全振り、残りD
主に雨展開がしづらい場合に選出。プテラと並べて追い風+地震や岩雪崩+岩雪崩、Hロトムと並べて放電+地震など、全体技で削りを入れつつ場を整えていくことができます。ドラゴン技は、威嚇を入れられてもボーマンダに対して撃てる竜星群を採用。
選出パターンは、
雨の基本選出。追い風下のメガクチートもニョロトノ+ルンパッパによる雨展開も、どちらも強力な勝ち筋であり、上から高火力で叩いていくわかりやすいビートダウン。メガリザードンYを軸とした相手の晴れ展開に対してはニョロトノを後ろに控えさせるようにします。
相手がトリックルームなどの展開重視の場合。ルンパッパの猫騙し+プテラのフリーフォール、Hロトムのスカーフトリックなど、相手の展開を妨害しながらメガクチートの高火力を押し付けていきます。
ニョロトノ+ルンパッパが選出しづらい場合。クチートで威嚇を入れつつ後ろからガブリアスを投げ、Hロトムで放電。全体技で削りを入れ、S操作を行い、場を整えてから最後に再びクチートを出し、メガ進化からの〆。