カブトプス入り 脱出滅び雨
メガゲンガーによる影踏み+滅びの歌に興味を持ち、脱出ボタンを持たせたニョロトノをクッション役に据えた"脱出雨"との組み合わせを自分に合うようにアレンジしていきました。エースとしてカブトプスとエルフーンを採用し、それぞれの勝ち筋を通す上で障害になる相手をメガゲンガーの影踏みから処理していきます。
ニョロトノ(雨降らし)@脱出ボタン
熱湯/がむしゃら/滅びの歌/守る
図太い 191-**-121-111-121-113
S最速50族抜き、H16n-1最大、残りB
パーティの展開の鍵を握るクッション役。脱出ボタンを消費した後も仕事がしやすいようにSをやや高めに調整。反面、耐久力が犠牲になりましたが、鉢巻ガブリアスの逆鱗を耐える程度はあるので十分だと判断しました。
脱出ボタン消費後は自然と消耗しており、がむしゃらがクレセリアやポリゴン2に対して無理矢理勝ち筋を作れる有効な打点になります。
カブトプス(すいすい)@拘り鉢巻
アクアテール/岩雪崩/馬鹿力/叩き落とす
意地っ張り 151-182-125-**-90-118
S調整、Aほぼ全振り、残りH
・A:B115ガブリアスに対して雨アクアテールが183~216ダメージ
・S:すいすい条件下で最速スカーフ霊獣ランドロス抜き
ファイアローに弱くない雨展開でのエースです。拘り鉢巻を持たせることで瞬間火力を上げ、雨アクアテール1発でガブリアスやメガガルーラを落とせるようにしています。この「火力とSの両立」と「技範囲の広さ」はオムスターではできない強みで、格闘技によってナットレイ対するに打点を持てることも重要なポイント。
ボルトチェンジ/オーバーヒート/目覚めるパワー氷/毒毒
臆病 175-**-80-131-81-168 ⇒ 175-**-100-161-101-201
S調整、H16n-1最大、残りC(B<D)
・S:最速100族抜き ⇒ 最速130族抜き
優秀な技範囲と威嚇+ボルトチェンジによって雨展開をサポートします。ギャラドスやファイアロー、ボルトロスといった挑発持ちに対して軒並み強く、挑発を苦手とするエルフーンとも好相性。ポリゴン2の後出しは特に意識しており、ダウンロード対策にB<Dに、トレース対策に特性を静電気にしています。
蜻蛉返り/バレットパンチ/羽休め/毒毒
腕白 175-150-150-**-118-85
H16n-1最大、D調整、残りB
・D:C178眼鏡ニンフィアのフェアリースキンハイパーボイスが75~88ダメージ
エルフーンの身代わりを貫通して攻撃してくるメガサーナイトやニンフィアといったハイパーボイス持ちに対する解答。毒毒や宿り木の種ともシナジーがあり、苦手な炎技を雨で緩和しつつ粘り強く戦えるゴツゴツメット+羽休めの型で採用。
エルフーン(悪戯心)@食べ残し
宿り木の種/身代わり/アンコール/コットンガード
図太い 161-**-150-**-102-136
H16n+1、B全振り、残りD
ニョロトノ+カブトプスとの相性補完に優れるだけでなく、雨下のカブトプスでは処理に難しいスカーフガブリアスや相手のトリックルームの展開に対しても強く、まさに痒いところに手が届く穴埋め役。滅びの歌や毒毒が入った相手に対してエルフーン後出しから身代わりに入ることができ、また逆に、エルフーンのアンコールからゲンガーの起点として繋ぐこともできます。
ゲンガー(浮遊 ⇒ 影踏み)@ゲンガナイト
シャドーボール/道連れ/滅びの歌/守る
臆病 159-**-95-151-96-170 ⇒ 159-**-115-191-116-192
S調整、H16n-1最大、残りB
影踏みによるサイクルコントロールからゲームメイクしていきます。カブトプスとエルフーンが共に苦手とするメガフシギバナに対して強く、展開で障害となる相手を影踏みからの滅びの歌、もしくは道連れによって強制的に処理していくことが主な役割です。
選出パターンは、
メガゲンガーとニョロトノを基本選出として、滅びの歌と道連れによって最終的にこちらのエースと1:1以上の数的有利を作る流れが理想です。先発ゲンガーで不利な対面を作られても、守るで安全にメガ進化をしておくことで、先に雨展開で崩した後にニョロトノの滅びの歌からコントロールに入ることができます。
ゲンガーが選出しづらい場合の、スタンダードな脱出雨。威嚇+ボルトチェンジからニョロトノをクッションにすることで、雨を降らせつつスムーズにカブトプスまで繋ぎます。その後はメガライボルトとカブトプスの2体で上から叩いていくビートダウン。
メガゲンガーの影踏みと変化技との組み合わせによる盤面制御や脱出雨による展開など、メンバーそれぞれのシナジーから選出の幅も広く、僕好みのパーティになりました。カブトプスは半ばネタ気味に採用したものの、使いやすかったです。