メガバシャ眼鏡マンダスタン
依然として環境の中心となっているガブリアス・ガルーラ・ゲンガー、新たにメガ進化を得たボーマンダとその対策として数を増やすポリゴン2など、目覚めるパワー氷を覚えさせた両刀メガバシャーモが環境的に強いのではないかと考えました。組み合わせとして、メガ進化枠に見せかけた眼鏡ボーマンダを採用。
バシャーモ(猛火 ⇒ 加速)@バシャーモナイト
オーバーヒート/飛び膝蹴り/目覚めるパワー氷/守る
うっかりや 157-160-90-170-81-118 ⇒ 157-200-100-192-90-138
C, S調整、残りA
・C:D170ギルガルドに対してオーバーヒートが168~198ダメージ
・S:メガ進化後、加速1回で最速135族抜き
炎技+格闘技の広い範囲に加え、目覚めるパワー氷を覚えさせることでガブリアスやボーマンダ、霊獣ランドロスなどにも打点を持つことができ、現環境で使用率の高い相手に対して軒並み強くなることができます。
両刀で採用することもあり、受けにくるであろうカバルドンなどのゴツゴツメット持ちや対ギルガルドを意識して、炎技はオーバーヒートを採用。
ボーマンダ(威嚇)@拘り眼鏡
竜星群/竜の波動/大文字/寝言
控えめ 175-**-101-178-102-146
S最速80族抜き、C全振り、H16n-1(B<D)
メガ進化枠と見せかけて拘り眼鏡持ち。受けにきたサンダーやWロトムなどの電気タイプを眼鏡竜星群で返り討ちにします。バシャーモだけでなく、後述のナットレイとも相性補完に優れ、威嚇と併せてサイクルを回しながら高火力で相手を崩していきます。
ナットレイ(鉄の棘)@食べ残し
アイアンヘッド/宿り木の種/身代わり/電磁波
慎重 177-115-152-**-176-52
S4振り30族抜き、H16n+1最大、残りD
バシャーモとボーマンダが共に苦手とするスイクンやニンフィア、マリルリといった水タイプ・フェアリータイプに対する解答。宿り木の種や電磁波によるサポートだけでなく、クレセリアやポリゴン2などの低火力を相手に、身代わりを絡めて詰ませにいくことができます。
Wロトム(浮遊)@オボンの実
10万ボルト/ハイドロポンプ/目覚めるパワー氷/ボルトチェンジ
控えめ 157-**-145-154-127-106
H全振り、C調整、残りB
・C:D100突撃チョッキマリルリに対して10万ボルトが104~126ダメージ
バシャーモのパートナーとして相性補完に優れるWロトム。主にスイクンやファイアロー、マリルリなどを受けにいきます。Cを154まで上げることで突撃チョッキマリルリを10万ボルト2発で落とすことができ、オボンの実持ちであっても腹太鼓を詰む隙を与えません。
地震/岩石封じ/身代わり/守る
腕白 171-116-169-**-127-118
H16n+11最大*1、B調整、D全振り、S最速55族抜き
・B:A182ガブリアスの逆鱗が73~87ダメージ
Wロトムを選出しづらい場合のファイアロー受け。前述のナットレイで電磁波を撒いた相手を起点に詰ませにいきます。ギルガルドやヒードランなども仮想敵とし、それらに対する後出しを考慮してDに厚く振っています。対面からであればウルガモスなどのパーティ全体で重い相手も受けることができ、HBに振ったグライオンとはまた違った範囲を相手にすることができます。
ゲンガー(浮遊 ⇒ 影踏み)@ゲンガナイト
祟り目/ヘドロ爆弾/身代わり/道連れ
臆病 159-**-95-151-96-170 ⇒ 159-**-115-191-116-192
S調整、H16n-1最大、残りB
・C:D170ギルガルド(状態異常)に対して祟り目が168~198ダメージ
バシャーモやボーマンダの単純な火力では突破できない相手、ナットレイやグライオンが詰ませるうえで障害になる相手を、影踏みから強制的に処理します。
選出パターンは、主に2パターン。
メガバシャーモ軸。2匹で回しつつ相手を削り、メガバシャーモで全抜きをしていく、もしくはナットレイで相手を詰ませることが勝ち筋です。起点にされる可能性はあるものの、眼鏡ボーマンダの竜星群で相手を一気に崩していくのは爽快。
メガゲンガー軸。グライオンの守るから様子を見つつサイクルを回していきます。ナットレイを如何に場に出して電磁波を撒けるかが鍵で、麻痺した相手を起点にグライオンとメガゲンガーを展開していきます。
メガバシャーモや眼鏡ボーマンダによる高火力のビートダウンと、グライオンやナットレイによるコントロール。相手によって使い分けが利き、なかなか使いやすいパーティになりました。