加速バトンバシャ+メガギャラ
「積みから全抜きを狙う展開の速いビートダウン」をコンセプトに、メガギャラドスとガブリアスの2匹をエースとして据え、パーティを組みはじめました。スカーフトリックや壁張りといった起点作りのサポートに加え、今回は加速バシャーモによる剣の舞+バトンタッチを採用、あくまで積みの手段のひとつとして組み込みました。
バシャーモ(加速)@シュカの実
フレアドライブ/飛び膝蹴り/剣の舞/バトンタッチ
意地っ張り 187-158-91-**-91-128
S調整、H全振り、残りA
・S:加速1回で最速ゲッコウガ抜き、加速2回で最速スカーフガブリアス抜き
火傷で機能停止しないアタッカーであり、加速しつつ剣の舞をバトンタッチで後続へと繋ぐ重要なギミック。気合いの襷ではなくシュカの実を採用した理由としては、選出段階で起点にできる相手を見極めやすく、なにより環境に蔓延しているステルスロックで腐らせないため。また、フレアドライブを積極的に採用できることも気合いの襷ではできないメリットです。
滝登り/地震/身代わり/竜の舞
陽気 191-156-100-**-121-146 ⇒ 191-186-130-**-151-146
H16n-1最大、S全振り、残りA
・A:B170ギルガルドに対して[+2]地震が166~196ダメージ
バシャーモからの主たるバトン先となるエース。加速と剣の舞をバトンタッチで繋ぐことで、疑似的に竜の舞を2回積んだ決定力を再現することができます。バシャーモとの縦の相性に優れ、威嚇によって被ダメを抑えつつバトンを受けることができます。
氷の牙がないとカイリューや相手のギャラドスに対して有効な打点を持てませんが、今回はクレセリアを起点にできる身代わりを採用しました。
サーナイト(トレース)@拘りスカーフ
臆病 175-**-100-146-136-128
S調整、H全振り、残りB
・S:スカーフ込みで最速ゲッコウガ抜き
ギルガルドやハッサム、ヒードランといった鋼タイプを誘いながら、スカーフトリックによってギャラドスの積みの起点を作ります。トレースによって変則的な後出しが利く点も非常に魅力的でした。
最初は置き土産を採用していましたが、使用する機会が少なかったため癒しの願いに変更。これによってサイクルで消耗したギャラドスやガブリアスを回復させられる他、状態異常に対してもリカバリが効くようになりました。
以下の3体は、以前の ヌオー入り Wメガ晴れスタン と同一の個体を採用しています。
Wロトム(浮遊)@光の粘土
図太い 157-**-167-126-128-113
S最速50族抜き、H全振り、残りB
メガギャラドスをエースとする上で辛い相手のギャラドスに強く、バシャーモとの相性補完に優れる壁張り役。先発、もしくは有利な相手への後出しから壁を張り、ボルトチェンジで後続に繋ぎます。しかし展開がやや遅く、逆に起点にされることを恐れて選出を躊躇する場面も多かったです。
ハッサム(テクニシャン)@拘り鉢巻
蜻蛉返り/バレットパンチ/電光石火/寝言
意地っ張り 175-198-125-**-100-85
HAほぼ全振り
・B:A182鉢巻ガブリアスの逆鱗が74~87ダメージ
ここまでで一貫してしまうフェアリータイプに対する解答として採用。ただ受けるだけにならず、高い火力によって攻めの姿勢を崩さずに対応できる点がパーティのコンセプトとも噛み合っていました。Wロトムと合わせて壁を張りつつサイクルを回すことができるだけでなく、サーナイトと同様に鋼タイプを誘いつつギャラドスに繋ぎ、積みの起点を作ることもできます。
逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
陽気 183-182-115-**-106-169
AS全振り
ギャラドスとの縦の相性に優れ、ギャラドスが落とされたところを起点に再度積みに入ります。調整や技構成はそのままに、今回は持ち物をラムの実からゴツゴツメットに変更。メガガルーラに後出しして殴ってもらうことで、鮫肌と併せてHPを半分削ることができ、前述のバシャーモやハッサムなどと組み合わせて落とせるようになります。
選出パターンは、
メガギャラドス+ガブリアスを基本選出として、メガギャラドスが積んで殴る→落とされたところを起点にガブリアスがさらに積んで殴る、というわかりやすいビートダウンです。序盤のサポート役と終盤のスイープ役を兼ねるバシャーモかハッサムと組み合わせることが多いです。
もうひとつは、サーナイトの汎用性の高さを活かしたサイクル重視の選出。ギャラドスをメガ進化させずにガブリアスとともに受け回して相手を削り、起点を作った後、癒しの願いによって消耗したギャラドスを回復させて積みに入ります。