ヌオー入り Wメガ晴れスタン
メガ進化を得て日照りから高火力の炎技を撃てるようになったリザードンと、晴れの恩恵を受ける葉緑素フシギバナとの組み合わせから構築をはじめました。シーズン1現在、環境を席巻しているガブリアスやメガガルーラ、ファイアローといった物理アタッカーに対する解答として、今回は天然ヌオーを採用しました。
臆病 159-93-101-161-105-158 ⇒ 159-111-101-211-135-158
S最速91族抜き、C全振り、H16n-1、残りB
・C:D106ガブリアスに対して目覚めるパワー氷が180~216ダメージ
晴れ火炎放射の火力が高く、シンプルに強い、このパーティのエースです。天候変化が5ターンに制限されてしまったため、ナットレイやハッサムなど有利な相手に対して再展開しやすいように、Sは最低限のラインに抑えて少しだけHBに振っています。
ニトロチャージはリザードンの足りないSを補うことができ、晴れニトロチャージ+目覚めるパワー氷でカイリューやガブリアスを落とすことができます。
ギガドレイン/ヘドロ爆弾/目覚めるパワー炎/眠り粉
穏やか 187-**-104-120-156-110 ⇒ 187-**-144-142-178-110
S調整、H全振り、残りD
・S:葉緑素条件下で[+1]最速81族抜き
第2のメガ進化枠。リザードンとの同時選出も往々にしてあり、その場合は実質持ち物なしになるので、葉緑素を積極的に発動させていきたいところです。Sを110まで上げることでヌメルゴンやWロトム、相手のフシギバナに対して先手を取りやすくなり、竜の舞を積んだギャラドスやスカーフトゲキッスを葉緑素条件下で抜けるようになります。
ヌオー(天然)@ゴツゴツメット
地震/岩石封じ/鈍い/自己再生
腕白 201-106-150-**-86-56
HBほぼ全振り
相手の物理アタッカーを詰ませる裏のエース。壁を張っている、もしくは鈍いを1回以上積んでいる状態であれば物理アタッカー全般を受け切ることができ、リザードンを選出する際に目の上のタンコブとなるバンギラス+ガブリアスの組み合わせに対して単体で強い点も評価しています。
火力不足のヌオーが相手に与える負担として、僅かなダメージよりもSを下げることのほうが大きいと判断し、岩技はストーンエッジではなく岩石封じを採用しました。
Wロトム(浮遊)@光の粘土
図太い 157-**-167-126-128-113
S最速50族抜き、H全振り、残りB
壁を張ることで後続のメガ進化や積みのサポートをします。フシギバナと同様にSに少し振ることで抜ける相手が増え、岩石封じを当てたガブリアスやメガガルーラも抜けるようになります。また、残りをHBに振ることで鉢巻ファイアローのブレイブバードを3発耐える他、鉢巻ガブリアスの逆鱗やメガギャラドスの型破り地震に対しても気後れせずに壁を張っていくことができます。
ハッサム(テクニシャン)@拘り鉢巻
蜻蛉返り/バレットパンチ/電光石火/寝言
意地っ張り 175-198-125-**-100-85
HAほぼ全振り
・B:A182鉢巻ガブリアスの逆鱗が74~87ダメージ
ヌオーでは鉢巻ガブリアスの逆鱗を2発耐えることができないので、それを受ける鋼タイプとして採用。序盤は蜻蛉返りで有利な対面を作り、終盤は高火力の先制技で消耗した相手を一掃する、という鉢巻ハッサムの基本的な動きがこのパーティに欲しい要素を満たしてくれていました。メガリザードンと組み合わせて、疑似ラティオス+ハッサムのような立ち回りをすることができます。
ガブリアス(鮫肌)@ラムの実
逆鱗/地震/岩石封じ/剣の舞
陽気 183-182-115-**-106-169
AS全振り
選出は上記の5体でほぼ完結していたため、使っていくうちに感じたパーティ全体のSの低さや状態異常への耐性など、構築の穴を満遍なくカバーしてくれる(ような気がする)存在として1番最後に採用しました。
選出パターンは、主に2パターン。
前者は炎技の通りが良い場合に、メガリザードンの晴れ火炎放射による火力押しと、受けにきた相手に対して葉緑素フシギバナを展開していくビートダウン基調。後者はリザードンが選出できない場合に、メガフシギバナとヌオーで受け回しつつ特殊アタッカーを機能停止させ、最終的にヌオーで詰ませるコントロール基調。壁を張る必要性を感じなかった際はWロトムの枠がハッサムになることが多いです。
2つのメガ進化、2つの勝ち筋を、相手によって切り替えながら戦える、晴れに依存しないスタンダードなパーティになりました。